2023年の8月1日は雨が降った。
7時に家を発ち19時頃帰宅する。そのときのみ外の空気を吸う生活では、日々の天気や気温から受ける影響は小さい。新生活になって変化したことの一つだ。
毎年ただひたすらに強い日差しの降る8月1日が、心底憎かった。
今は好きでも嫌いでもなく普通の日。
最近の出来事や考えていること。
例えば、我々は完全なものよりも不完全なものに心を惹かれることがある。あるいは、完全だと思ってた人の不完全さを垣間見たときに心を奪われる。
問題なのは、その不完全さの程度や質について。
そもそも不完全さとは何なのか?
ミロのヴィーナスは美術作品だから美しいのか?
生を全うしている両腕のない人を見て、我々は美しいと感じるのか?
我々はどこまでの不完全さに心を奪われるのか?
悩みを抱えていたりそれに対して葛藤を抱いている人間を美しいと感じることにおいて、その不完全さはどこまでが許容されるのか。
どれほどの不完全さなら、健全なのか。
わからないことが今も沢山ある。